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このブログは、カムC空次郎が食べた福島の美味いもの、喜多方ラーメン、読んだ本、登った山、入った温泉、そして東京下町の酒場など、俺が思ったことを綴ったブログです。
素数ゼミの謎


 これは面白い。数理生態学が専攻の大学教授が論文を元に、小中学生にもわかるように平易な文章で書き上げた科学読み物である。

 まずは、素数のおさらいであるが、素数とは一と自分自身でしか割れない数字である。2,3,5,7などが素数である。

 次にセミの話である、あの夏になるとジージーと鳴く、カメムシ目・頸吻亜目・セミ上科に分類されるあの昆虫である。セミの幼虫は羽化するまで地中で生活することはよく知られているが、アブラゼミなどは、その期間が約6年だそうである。

 ここからの素数ゼミの話になるが、素数ゼミとは、この地中にいる期間、つまり羽化するまでに要する期間が13年と17年のセミのことである。13と17が素数であるため、素数ゼミと呼ばれる。

 13年と17年の周期性をもつヘンテコなセミであるが、羽化するスケールもヘンテコというか凄い数である。2004年のシンシナティには50億匹のセミが発生したそうである。アメリカ全土で50億匹ではない、シンシナティに50億匹である。

 つまり素数ゼミは素数の周期性を持ち、その周期ごとに狭いエリアに大量発生する特徴を持つセミなのである。アメリカには13年周期の素数ゼミが3グループ、17年周期の素数ゼミが12グループあり、グループ毎に発生するエリアが異なるそうである。

 ネタばれになるので、これ以上は書かないが、何故13年、17年周期なのか、何故大量に発生するのか、その謎を解くのが本書のテーマである。そこには進化の不思議が潜んでいた。続きは是非、書籍で確認を・・・
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