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このブログは、カムC空次郎が食べた福島の美味いもの、喜多方ラーメン、読んだ本、登った山、入った温泉、そして東京下町の酒場など、俺が思ったことを綴ったブログです。
限界集落
 最近、新聞や報道番組でよく耳にする言葉が「限界集落」である。限界集落とは、高齢者率が高く日常生活の維持が困難な集落を指す。後継者不足により商店が廃業となり日用品が手に入りにくい、公共サービスの効率化によるバス路線の廃止、若手がいない故に地域の行事が出来ない、冠婚葬祭が成り立たないといった問題を抱えるのである。

 サンデープロジェクトでも2週に渡り特集が組まれた。山村の限界集落の要因として、植林事業の失敗があるという。戦後復興のスローガンのもと針葉樹の山へと転換が図れたが、海外からの安い輸入材におされビジネスモデルが崩壊していく。経済的な自立が困難な村の若者はその地を去り後継者も育たず村は限界集落化するのである。

 その一方で、山の針葉樹化を拒み、広葉樹のまま山の多角経営を実行し成功している村が紹介された。その村では広葉樹のまま、椎茸栽培や栗栽培、お茶の葉を出荷し経済的な自立を果たしているという。その村で生計をたてることが出来るため若者のUターンも活発で高齢化率が低いという。

 地球温暖化が叫ばれ経済一辺倒の姿勢が問われるが、環境と経済発展が両立する持続可能な経済発展は必要であると特集を見て思ったわけである。

 この問題は山村だけの問題ではなく、多摩ニュータウンの様な都市型の限界集落も実在するのであるからこれからの高齢化社会を迎える日本の共通の課題である。世代の循環をどう計画するか、持続可能な社会をどう作っていくか、行政を含めた地域住民の大切な仕事であるとも思ったしだいである。
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