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このブログは、カムC空次郎が食べた福島の美味いもの、喜多方ラーメン、読んだ本、登った山、入った温泉、そして東京下町の酒場など、俺が思ったことを綴ったブログです。
飯豊連峰山登り紀行「胎内~エブリ差岳ルート」初日後編
大石山を後にしてエブリ差岳へ向かう訳だが、その前に鉾立峰を登らなければならない。これが意外とキツい登りであった。(本山の最後に比べれば全然楽だけど)

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 鉾立峰には13時過ぎに到着したが大石山からは30分であった。鉾立峰からエブリ差岳を見ると、すぐそこに見える。少し休憩を入れエブリ差へと向うことにする。 

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 エブリ差岳には14時頃に到着した。登山口を出発してから7時間30分であった。小屋に入るとカランとしている。先客が2階にいるだけで、一階は僕たちの貸し切りとなる。(そのあと一人の登山者が
くるが)

 気になる水場であるが、エブリ差小屋の水場は切合小屋や梅花皮小屋などど比べると見劣りしてしまうものであった。小屋からも結構距離があり、水量も少なく水も美味しいとは言えない。(水温もぬるし)

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 一つだけ困った事がおきた。この水場ではビールが冷やせないのである。しかたないので、雪渓から雪を切り出し、コンビニの袋に砕いた雪を入れ、水場から汲んだ温い水とシェイクする。

 10分位でキッチリ冷えたビールに変身した。山登りの8割はこの冷えたビールを飲む為にやっているのかも知れない。とにかく下界では味わう事の出来ない旨さであり、飲んだ人しかわからない味わいである。

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 リュックからカザゴソとツマミやらを取り出し、小屋に店を広げ仲間との宴を始めるの。今日の登山の話などをしながら、揺ったりとした幸せな時間を過ごす。

 缶ビールを2本空けたころには疲れと供に酔いが回ってきた。夕暮れがやってきたようである。なんだか瞼も重くなってきた。そして夕暮れとともに眠りに入るのであった。
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