このブログは、カムC空次郎が食べた福島の美味いもの、喜多方ラーメン、読んだ本、登った山、入った温泉、そして東京下町の酒場など、俺が思ったことを綴ったブログです。
セブン・イヤーズ・イン・チベット
セブン・イヤーズ・イン・チベット〈ニューマスター版〉セブン・イヤズ・イン・チベット〈ニューマスター版〉
(2005/11/25)
ブラッド・ピット、デヴィッド・シューリス 他

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 中国政府とチベットが対立している。連日連夜テレビでその映像が流れるが、多くの人が何故、チベットで動乱が起きているのか、その根底にあるものが何であるのか理解できないのではないかと思う。

 両者の関係を知る上でも、「セブン・イヤーズ・イン・チベット」を見てほしい。これは実話に基づく映画であるため、チベットと中国の関係を知る上でもよい教科書となるであろう。

 この話は、第一次世界大戦中にヒマラヤを目指す登山家ハインリヒ・ハラーがインド領で軍に拘束されることから話が進んで行く。何度も脱出を試みるが失敗し、やっとの思いで脱出が成功して辿り着いた先がチベットであった。

 チベットでは若きダライ・ラマ14世と出会い、世代を超えた友情が芽生えていく。またチベット仏教を支柱とする美しい人々や美しいラサの町並みを通して上手にチベットが描かれている印象的な映画である。

 1950年の中国軍によるチベット侵攻が描かれているが、あの美しいサラが壊されて行く姿を見ると切なさを感じるのである。

 この映画のもう一つの柱として、ハラーと息子の関係が描かれている。ヒマラヤ遠征のため、身重の妻を置き去りに出発するが、インド領での拘束により孤独を味わい、日増しにまだ見ぬ我が子への思いを強めて行くのである。そして念願の再会も・・・

 時々見たくなる映画のひとつであるが、見終わった後の清涼感が実にいいのである。

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