少し前に話題になった「生物と無生物のあいだ」を読んでみた。この本はサントリー学芸賞を受賞した作品であり、著者の福岡伸一氏は分子生物の学者である。
細菌やウィルス、DNAや細胞に関する研究の歴史を語った本である。固くなりがちな主題であるが、著者のアメリカ留学のエピソードや少年時代におぼえた生物への興味などのエピソードを交えてあるため読みやすく面白い本である。
ウィルスは結晶の構造体を持ち、微細な故に可視化する事自体が学者達の努力の賜物なのである。また、それ自体では繁殖もしないが、細胞に付着すると生命体のように生殖活動を始めるという、まさに生物と無生物のあいだのような存在であるらしい。
また、この本には会津の偉人「野口英世」の話も書かれているが、紙幣の肖像に選ばれる日本での評価に比べて、欧米の学会での評価が全く反対であるそうである。
小学1年から6年までの夏休みの読書感想文を「野口英世」で貫いた僕としては、少し寂しいのであった。
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ウィルスは結晶の構造体を持ち、微細な故に可視化する事自体が学者達の努力の賜物なのである。また、それ自体では繁殖もしないが、細胞に付着すると生命体のように生殖活動を始めるという、まさに生物と無生物のあいだのような存在であるらしい。
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小学1年から6年までの夏休みの読書感想文を「野口英世」で貫いた僕としては、少し寂しいのであった。
![]() | 生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891) (2007/05/18) 福岡 伸一 商品詳細を見る |
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