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このブログは、カムC空次郎が食べた福島の美味いもの、喜多方ラーメン、読んだ本、登った山、入った温泉、そして東京下町の酒場など、俺が思ったことを綴ったブログです。
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
(2005/06/28)
リリー・フランキー

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 僕が少年の頃、親父から子供の頃の話を聞いたことがある。川でシジミを取って食べたり、草蛙を編んで履いていたいたとか・・・・。

 僕たちの生活とは大分違っていたのだなーと、子供ながらに思ったものである。そして親父の時代と違って、僕たちの時代は、そんなに大きな変化はなく、これからもずっと今と変わらない生活が続くのだろうとも思ったものである。

 しかし、平成のいまから昭和を眺めると、随分とその風景が違って見えるように思うのである。草蛙から靴へといった物質的な大きな変化はないのだけれど、時代の空気というか、雰囲気というか、人のおおらかさというか、ひたむきさというか・・・。

 今ほど、物質的には恵まれなかったけれど、その分ハレとケがあったり、創意工夫で遊びを見つけたりと、少年時代を過ごした昭和は、とっても面白かったのである。

 実際、小遣いが少なかった僕は、常にブドウ糖が不足しており、それを補うために、林に入っては「あけび」を探し、おやつ代わりにしていたのである。(昭和50年代の喜多方はそんな感じでした)

 そんな昭和を思い出させてくれるのが、リリーフランキー氏の「東京タワー」である。「オカン」と「ボク」の話であるが、昭和をベースにした話であり、懐かしさを感じさせる本である。

 この本を読むと、母親の「無償の愛」というものを本当に感じてしまうのである。リリー氏が成人となり母親と暮らし始めるが、あらためて母親を見ると小さくなっていたという。それは身を粉にし、無償の愛を息子に注ぎ続けた人生であったためだというのである。

 あやうく通勤電車で涙しそうになった。家で本を読み終える頃は、涙で溢れてしまったのである。僕のお袋やカミさんもそうだけれど、母親は偉い!と思うのである。

第一回カムC空次郎賞受賞作品 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
 


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