このブログは、カムC空次郎が食べた福島の美味いもの、喜多方ラーメン、読んだ本、登った山、入った温泉、そして東京下町の酒場など、俺が思ったことを綴ったブログです。
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社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由
社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由社長失格—ぼくの会社がつぶれた理由
(1998/11)
板倉 雄一郎

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 何年前になるのか、友人と酒を飲んでいる時に面白いと教えてもらった本である。ベンチャー企業を立ち上げた著者の栄華と凋落を描いたドキュメントである。

 黎明期を迎えるインターネットとダイヤルQ2などの電話サービスが入り混じる1995年近辺の話が中心となる。プログラマーであった著者が電話サービスを利用したシムテムを開発し企業を拡大させるが、インターネットの時代を迎えるとネットビジネスに進出するのである。

 Overtuteを立ち上げたビル・グロスと同様に、ネットと広告に着目するのであるが、ビル・グロスのトラヒックに注目するアプローチとは違い、プロバイダーに加入する個人の属性に着目するのである。

 プロバイダーの加入名簿をもとに、個々人をプロファイルし、それにマッチした広告を開発したソフトにより表示する、広告を見るものはプロバイダー料金が減免される、といったビジネスモデルである。

 経営学の本などを読むと、企業経営の成功と失敗を取り上げたケーススタディ的な本が沢山あるが、この本はそれらと違い、経営者の心理や企業経営と時代背景といったものなどが時系列で綴られているので、とっても面白いのである。

 起業家、ベンチャー、アントレプレナー、イノベーションなどなど、心を奮い立たせる心地よい言葉が世に氾濫するが、結局は昔からある保守的な金融システムが重要なんだなーと思わせる本である。
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